B型肝炎の感染経路

B型肝炎の主な感染経路は大きく分けて二種類があります。一つ目は垂直感染と呼ばれる物で、現在の多くのB型肝炎の方が感染した経路になります。この垂直感染は母子感染の事で、母親がB型肝炎に感染していると、出産をする時に産道の血液を介して赤ちゃんにB型肝炎が感染してしまう可能性が高くなっています。

赤ちゃん赤ちゃんの場合には免疫機能が未熟ですのでB型肝炎に感染しても肝炎の症状が無い健康な状態ですが、思春期から30歳位になると免疫機能が発達し肝炎を発症します。このうち10パーセントの方人が慢性肝炎になってしまい、その中でもB型肝炎感染者の約1パーセントから2パーセントの人が 肝硬変や肝がんを発症します。

二つ目は医師や看護師などの針刺し事故であったり、予防接種での注射器の使いまわし、B型肝炎に汚染された血液の輸血になどによって感染する水平感染です。これ以外にも性交渉であったり、入れ墨やピアスの器具をしっかりと消毒しなかった場合も水平感染のリスクは高くなってしまいます。よく知らない人と性交渉をする場合には、エイズなどの性行為感染症の予防効果があるコンドームをしっかりと着用する様に心がけてください。成人になってからB型肝炎に感染した場合には、ほとんどの方が自然治癒するのですが、近年増加しているジェノタイプAに感染した場合には要注意です。